春に引き続き今秋も山陰へヒラマサリベンジに行ってきました。
ここ最近は青物が良く釣れていて、何かしらキャッチは出来そうな雰囲気。
特にブリ系は多く回っているようで、今年青物0本の私はなんとか年間青物坊主記録を回避したいところ。
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前回の模様山陰の沖磯へ春のヒラマサを狙いに行ってきた
平日の休みを取って兵庫県に1泊2日の釣り遠征へ行ってきたのでご紹介します。 春のヒラマサ、通称『春マサ』は数は少ないけど釣れればビッグサイズの確率が大幅アップ。 ワンチャンスにかける、夢があるそんな釣 ...
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今回も1泊2日の素泊まりコースを計画。
知人4人で行くことにしました。
コンビニやスーパーの場所も把握しているため安心の出発です。
今回はヒラマサ釣れるんやろな?
現地の釣果が好調だしいけるはずや!
遠征して坊主とかそのうち家族から捨てられるでほんま…
それな。毎回背水の陣って感じ
釣行1日目スタート
今回も兵庫県三尾にある美代志丸さんにお世話になりました。
出船30分前には到着し、道具を車から降ろし高まる気持ちを抑えつつ車内でその時を待つ。
出船時間は5:30。刻一刻と近づくも駐車場には誰も来ない。
もしや・・・
5:30になったので船長さんに電話。
間違いなく寝ていただろう。
「今日はでませんよ~」
申し訳ない。前日の19時以降に出船確認しなかった私がすべて悪いです。
朝早くからすみませんでした。
『今日はどうする?』
突如迫られる選択と隠しきれない落胆。
三尾漁港はイカが狙えそうだという事で、ライトタックルを準備し初日の釣行をスタート。
まさかの形で出鼻をくじかれたが、気持ちをリセットし楽しむしかない。
人生初のエギングを堪能
ライトゲームではアジングの経験はあるものの、エギングは童貞。
タックルはこんな感じでした
エギングタックル
ロッド:メジャークラフト ソルパラ太刀魚テンヤ96
リール:シマノ サハラ2500
餌木:2.5号 オレンジ(ラトルイン)※先輩のものをお借りしました
元々、合間の時間でエギングをしようと計画していたので、先輩から餌木をお借りし簡単なレクチャーを受けファーストキャスト。
新しい釣りはいつも新鮮でワクワクする。
幸い湾内のコンディションはエギングをしやすい環境。
着水後糸ふけを取り、サミングしながら浅い海底へ餌木を投入していく。
何回かYouTubeで見たしゃくり方をイメージしながらやってみる。
太刀魚のワインド用ロッドなので少しヘビーだが、はじめてにしてはわりとしっくりきてる。
どんなアタリ方をするのか、その後どうやりとりをするのかは分からない。
とにかく何も分からない。
ドキドキしながら静かな漁港内でキャストを続けていく。
開始間もなくその時は突然やってきた
エギング童貞を喪失してから数分後、着底から2しゃくり時に重みを感じる。
海藻やろ?と疑いながらも、身体は無意識に反応し青物よりは優しめ控えめにアワセを入れていた。
なんか、ギュインギュインしてますけど。
それもうギュインギュインはジェット噴射ですわ!
間違いなく生命反応。イカ確定で心拍数が上昇する。
身切れとかお構いなしでしっかり巻いてきます。
やりとりを楽しむとかそんなのは無く、釣りあげたい一心でリールを回す。
なんか愛おしいんですけど
もはや針いらんなこれ
綺麗な抱き方。途中で離さないで抱きっぱありがとう。
いや~。ビギナーズラックは怖い。
帰ったらエギングタックル揃えることになるんやろな。
先輩に締め方を教えてもらって、いざ実践。
1回でうまくいかなかったけど、イカの身体はもやもやしながら白くなっていきました。
その後、先輩も1ハイかけて合計2ハイで終了。
今年は青物だけじゃなく、色々釣ってて幅が広がっている!気がする。
幅が広がる=お金がかかるという事は言うまでもない。
浜坂漁港でまったりフィッシング
日も上がり、宿の近くの漁港に移動してのんびり釣りでもしようか、ということになり移動する。
たぶん浜坂漁港と言う所だったように思う。
エギが不足しているということで釣具屋で道具をチャージ。場所は『まんぼう』というところで 鳥取県岩美郡岩美町牧谷690−204
この辺りだとあまり釣具屋さんが無くて結構遠かった。
こちらの大将が気さくな方で、コーヒーと茶菓子まで出してくれる大盤振る舞い。
おかげさまで?同行者全員で結構な散財をする羽目になった。
で、いざ実釣だがエギングやライトショアジギング、投げサビキなどをするも、釣果はダイナンウミヘビくらいで終了。
早朝は大きなアジが回っていたらしいが、我々が行った時間帯は周りもこれといった釣果はなかったように思う。
足場が安定しており、ファミリーフィッシングには最高な場所であることは間違いない。
そんなこんなで1日目の釣行を終え宿へ。近くのスーパーで買い出しをし、しっかり飲んで1日目を終了。
朝に釣ったイカが甘い甘い。1ハイは沖漬けにしていただきましたがこれはヤバすぎる。
エギングをする決意をしたきっかけとなりました。
遠征の夜はとにかく短い。1日釣りをすると本当に疲れますね。
釣行2日目~1級磯でヒラマサに出会えるのか~
良く寝たので2日目の朝は超元気。まともに釣りもしていないので筋肉痛もない。
現場に到着すると、昨日とは違い多くの釣り人が。
以後、前日の夕方に電話を忘れないように決意しました。
朝焼けが綺麗です。
なんか変なのが映っています。
2日釣行が1日になってしまったので、この1日に全てをかける!
みな、全集中で朝マズメ。
朝マズメも終わろうとした時、待望の1匹。
残念ながらヒラマサではなくメジロ。
トップで出せたことは最高でした。
その後、マリアさんのレガートなどでも追加し合計3匹のメジロをゲット。
この付近は足元が荒いのでごり巻き必須になります。
上腕二頭筋の疲労は数日残りました。
タックル
ロッド:アピア グランデージXD PSⅡ
リール:シマノ ステラ14000XG PE6号 ナイロン120lb
完全にオーバースペックです。
メジロが水面をスキップしながら上がってきました。
その後はペンペン3~4匹やガシラと遊んでもらいました。
午後からは同行者も待望の1匹でメジロをゲット。
その後、撃投ストライク85gで大きくはないがヒラマサらしきヒットがあるもバラシとなりました・・・。
手前のシモリに巻かれましたが、ベールを返しやりとりを出来たことは大きな経験値となりました。
最強の釣り
合間でガシラと遊んでいましたが、この時の餌が業務スーパーの冷凍ワカサギ。
だいぶ臭いんですが、食いつきがハンパねぇ。
サイズが大きいので半分に切ってオフセットフックに刺して落としたらまぁ反応の良い事。
青物釣りはどうしても投げ続けることが大変になりますので、合間の息抜きでちょっとした遊びが出来ると釣行自体が楽しくなりますね。
アコウも釣れるのかな?
先日アカハタに1/2カットのアジが好反応だったので、次回はアジを持参してみても良いかなと思っています。
この季節特に注意したいこと
この季節、磯周りではハチが多いとのこと。
今回の釣行でもキイロスズメバチが磯周りを巡回していました。
釣りウェアとなるとどうしても黒に近い色が多くなりがち。
ハチは黒いものによっていくと言われていますがまさにその通りでした。
私はほぼ全身黒だったので最大3匹同時に襲撃を受けました。
同行者が素手で撃退してくれましたがそれでも常に何匹かおりました。
甘いものや魚の血、内臓の匂いにも反応していました。
香水は付けていませんでしたがNG。柔軟剤なんかもよくなさそう。
これだけ警戒されていると〆たり腸処理も十分に出来ませんでした。
秋口は白基調のウェアを意識したり、オニヤンマくん
蚊などの虫よけにもなりますが、どうやらハチにも効果があるとのこと。
結構大きいので気が抜けている時に同行者が携帯していたらびっくりしてしまうかもしれません。
帽子かウェア周りと、リュックなどのベース地に1個あると安心かも?
なんせハチ対策をしていかないと折角の釣りに集中出来ませんので、来秋には対策を講じたいものです。
ハチが飛んでいてもおかまいなしの先輩なのでした。