釣り

山陰の沖磯へ春のヒラマサを狙いに行ってきた

平日の休みを取って兵庫県に1泊2日の釣り遠征へ行ってきたのでご紹介します。

春のヒラマサ、通称『春マサ』は数は少ないけど釣れればビッグサイズの確率が大幅アップ。

ワンチャンスにかける、夢があるそんな釣りです。メータークラスの魚を釣りたい方は挑戦してみては?

この記事では、1泊2日の春マサ釣行の費用や釣り場、タックルなどを紹介していきます。

にゃんこ

偉い遠くまでいってきたんやな~

魚はどこにあるんよ?

年に数回の釣り遠征やからな~

魚はまぁ。ね。

管理人ぽん
にゃんこ

こんな遠征って費用どんなもんなん?

1泊2日交通費を含めて3人割り勘で2万台やったかな

管理人ぽん

春マサを狙うべく釣行計画を立てる

後ほど紹介しますが、今回釣行遠征する場所までは車で約3時間半。

日帰りでも行けなくはないけど、弾丸になるしきぜわしいので1泊2日の釣行計画を立てることに。

無駄な出費を抑えた計画ポイント

①宿から渡船屋まで車で30分以内
②素泊まりで食費を節約
③1日目の必要食材は事前にスーパーで買い出し

あくまでも釣りがメインのため、上記ポイントを決め計画した。

宿は渡船屋さんから車で30分以内に絞る。

これは、1日目の疲労を少しでもとり2日目の釣行に備えるため。

でも、近さだけではだめ。今回少しだけ失敗したなっていうことがありました。

ルートにコンビニがなかった!

宿から目的地までの間にコンビニがありません。

少し回り道をすればあるんですが、朝の貴重な時間に回り道するのは大きな損失。

アングラーにとって朝のコンビニは必須ですよね。

食料、水分、氷などなど・・・。

これは次回への反省点。今回は少し回り道をしてフォローすることが出来ました。

今回利用した渡船屋さん

今回お世話になったのは兵庫県三尾にある美代志丸さんです。

こちらの磯は近所の前田渡船さんと日替わりで磯割をされています。

狙っている磯があるなら事前に電話で確認しましょう。

出船時間の30分くらい前に到着すれば問題ありません。

渡礁する際はスピーカーで名前と人数を言ってくれます。

ただ、次はどこと言うアナウンスがなく、早く用意して!って突然言われることがあるのでその辺は言うとおり機敏に動いてください。

クセのない話のしやすい大将です。

方言が結構入るのでところどころ何を言っておられるのか難しいこともありますが、脈絡から察してください。

この辺りの海ってどんな感じ?

このあたりの海は沖から磯をめがけてしっかりとした流れがあります。

そしてその流れは磯付近で流れの方向を変え、隣り合う磯をつなぐような形で流れています。

つまり遥か沖からベイトが入り、フィッシュイーターもそれを追いかけてかなり接岸してくるというわけ。

現に、去年渡礁した時も鳥山は右往左往して海面のベイトを追いかけていました。

広くたくさんあるどこの磯でも釣れる確率がある。そういった場所です。

今回の使用タックル

❶ゼナック ミュートスソニオ100M ツインパワー6000HG PE3号+フロロ60lb

❷アピア グランデージXD100XH シマノステラ8000HG PE4号+フロロ80lb

❸アピア グランデージXDPSⅡ シマノステラ14000XG PE6号+ナイロン100lb

❶は軽量かつ小ぶりなルアーや根魚、疲れた時用の万能アイテム

不意な大物をかけた時もある程度戦えるおすすめタックル。

❷❸はジグ用とプラグ用。

ダイビングペンシルはしっかりと水を噛んで頭を潜らせることが最も重要です。

ティップが固い竿の場合、アクションが不十分となり、ミスダイブを頻発してしまいます。

PSⅡの場合、穂先がしっかりと入ってくれるため、しっかり潜りブリブリと奇麗なアクションをしてくれます。

逆にジグはキビキビとキレのあるアクションを求めることが多いため、穂先は固めでしっかりしたロッドが扱いやすいです。

柔らかすぎると高速でしゃくった時、次のしゃくりへの切り替えがワンテンポ遅れてしまいリズムがつかみづらい印象があります。

釣行1日目

初日はこんな磯でした。

名磯『茶釜』。三尾でも超一級磯と言われる、非常に潮通しの良い磯です。

こちらへ3人で渡礁しました。

もうあれですよ。ワクワクしかないです。

ルアーマン3人で丁度よい感じの磯でした。

平たい部分も多く、寝たり食べたりもしやすい磯です。

お昼に磯焼肉なんかもしてみましたよ。

肉にはビール。

うまさ倍増、気分最高。

でも眠たくなって1時間ほど寝てしまいました。

磯から海面迄の高さはそれほどないため、高波には注意が必要。

トッププラグは抜群の操作感でした。

てなわけで、沖方向と磯と並行の真横を中心に釣りを開始。

あさイチは190のウッドポッパーから→ダメ

160のダイペン→ダメ

175のミノー→ダメ

135のシンペン→ダメ

根魚狙いでラバー系→ダメ

にゃんこ

おさかなどこ?
ほんまに魚釣り行ってるん?

結果としては全ての磯で超絶しぶしぶだったとのこと。

大将「イワシが接岸しないと厳しいな~」と。

回遊魚ねらいのこの釣りはガチャみたいなもの。

だからこそ、1匹でも釣れた時の喜びはめちゃくちゃ大きい。

明日は何か釣りたいな。と思い宿へ帰るおっさん3人。

釣行2日目

追い込まれた2日目はノコの鼻と言う磯。

こちらも沖からしっかりとした潮が入っており、沖向きよりも左右めがけてキャストすると沖からの流れを掴むことが出来る。

磯の主要部はこんな感じ。

1日目と違って平坦な部分はほぼなく、足腰にくる磯です。

荷物置き場も少なくきちんと整理しておかないと危険です。

アングラーが移動するルートに荷物を置くとつまづいたり荷物を海に落としてしまったりします。

釣りをする前に荷物の整理をしましょう。

あさイチ沖向きの沈み根に向けてキャストを繰り返すと同行者2名に明確なあたりが。

しかしこれがスーパーショートバイトでのらず。

魚はおる!鼓動が高まる。

私のルアーには全く反応してくれない悲しさ。

そうこうしてがむしゃらにキャストしているうちに3名とも反応が得られなくなり休憩を取ることに。

自分だけあたりがなかったのはめちゃくちゃ悔しい。

でもこのドキドキがたまんねぇ~。

2日目のお昼は王道カレーヌードル。

風がある磯で後入れの粉があると紛失してしまうことがあるので手軽なカップヌードルが好き。

気を取り直しキャストを再開するもあさイチ以降反応は全く得られず。

3人ともイカを餌に磯際のガシラと戯れて納竿となりました。

まとめとおまけ

結果的に残念な結果となった今回の遠征釣行。

しかし、非現実的で中身の濃い2日間のトータルで言うと最高。

雑音のない磯で波風と友人とのバカな会話。

そして大自然の中で食べる温かいものが実に美味しい。

最後に今回の遠征費用をざっくり算出してみる。

・渡船代:4千円*2日=8千円
・宿泊費:6千円(素泊まり温泉つき)
・食費:昼夜食、氷などもふくめ4千円
・交通費:ひとりあたり3千5百円
・お土産代:3千円
・合計約2万円~2万5千円

行く人数で交通費が大きく変わってくるところは注意。

大人数で行くと乗れる磯が限定されてきます。

同じ磯に乗るなら3人が限界で、それ以上になるなら磯を分けたほうが良いでしょう。

また秋に日本海へリベンジに行きたいと思います。

おまけ

長くキャストしてると体と心がついていかなくなってきますね。

そんな方は大自然を全身で受け止めみてはいかがでしょうか。

普段は人様の命をあずかり、献身的に医療に従事する人間も遊びには全力投球。

※特殊な訓練を受け十分な安全性を確保したうえで実践しています。

磯でここまで生身をさらけ出している人は見たことがありませんね。

恐ろしい日焼けで痛みにさらされたことは言うまでもありません。

遊びくらいは自然体で。いくつになってもバカが出来る素敵な人間でありたいものです。

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